寅さんは健康保険に入ってると思いますか?
- 2016年5月5日
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せんきょいこネットメンバーの、こむぎです。
一昨日は、憲法記念日。私は年に1度は、憲法の事を考えることにしています。
あちこちで憲法記念日にちなんだ集会や講演会があったと思うんですが、私は地元、千葉県松戸市で行われた憲法集会で、山田洋次監督のお話を聴いてきましたのでレポートしたいと思います。 山田監督といえば、映画『男はつらいよ』シリーズが有名ですが、直近では『母と暮らせば』が話題でしたね。
タイトルの「寅さん」は、『男はつらいよ』の主人公。
寅さん、と言われても、知らない人も多いかもしれないですね。
寅さんこと、車 寅次郎は「テキ屋」さん。各地方の祭りなどで簡易の屋台を出して食品や玩具などを売る商人で、映画でも全国を旅して歩いている。寅さんは住所不定の風来坊。
ある時、監督と仲間内で「寅さんは保険に入ってるだろうか?」という議論になり、「寅さんだったら、やっぱり入んないよね」という結論に至ったそう。
そこで監督は、映画のワンシーンに寅さんの妹のサクラとおばちゃんの会話で、
サクラ「お兄ちゃん、今ごろ病気でも してやしないかしら?」 おばちゃん「病気なんかできないよ。保険にだって入ってやしないんだから」 というセリフを入れたそうです。
そうしたら、映画公開後、3日くらいして、厚生省(現、厚労省)の担当者から手紙が届き、 「寅さん、拝見しました。とってもいい映画でした。ところで寅さんは保険にお入りでないようですが、 住所をサクラさん家にすれば(そのようなことを言っていた)、寅さんでもちゃんと保険に入れますので、ぜひお入りください」と書いてあったんですって。
昔のお役人さんはなかなか洒落たことしたんですね〜。
「これは、日本が『皆保険制度(かいほけんせいど)』だからこそなんですね。寅さんのような人でも、入れる」と監督。
「これは憲法25条が有るから」なんですって
憲法 第25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
第2項 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」
ほほーう。
憲法って、国民の権利を守る、大事な条文が入ってるんですね。
ちょっと憲法が身近に思えて来ました。
監督は、「皆保険制度は国民の宝物」とまで仰ってました。「絶対手放しちゃいけない」って。
そういえば、TPP導入によって、皆保険制度が大きく影響受けるって聞いたなぁ・・・
どうなっちゃうの?
詳しいこと、政府って説明してくれてましたっけ?
【参考】
映画『男はつらいよ』
山田洋次原作・脚本・監督・渥美清主演で、1969年から1995年までの26年間に48作品が公開された国民的人気シリーズ。
一人の俳優が演じたもっとも長い映画シリーズとして、ギネスブックに認定されています。








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